間もなく、東京で開催される「世界パティスリー2009」。トップクラスのパティシエたちが技と味を競うこの大会で、日本の“スペシャルサポーター”として登場するのが、俳優の石田純一氏だ。素足にローファーが定番スタイルの石田氏だが、「世界パティスリー」では靴下を履いて応援? というウワサも。スイーツもまた文化なり。意気投合した2人の話題は尽きることなく、熱いトークが繰り広げられた。
取材・文:おかやまゆみこ 撮影:加藤正憲
取材・文:おかやまゆみこ 撮影:加藤正憲
スペシャルサポーター・石田純一の決意
辻口:今回、「世界パティスリー」のスペシャルサポーターになっていただき、石田さんには本当に感謝しています。
石田:日本の優勝を祈願して、靴下を履いて応援しますから、みなさん頑張っていただきたいですね。今日、スイスに住む友人が来日したんですが、ヨーロッパ中に家があるような富豪でね、「日本はバランスがいい国だ」って言うんです。1年のうち3ヶ月ぐらい日本に滞在して、おいしいものばかり食べて喜んでくださる方なんです。日本は何でもおいしいし、食に関しては海外からの注目度も高いですよね。その中で、いろいろな国からパティシエが集い、技を競うことは、とても意味のあることだと思います。
辻口:フランスやアメリカの大会の入賞者がバトルするわけですからね。宮内庁や農水省にも動いていただいて、国という規模で行われる、本当の意味での世界大会になったと思っています。昨今はパティシエブームといわれていますが、その仕事の内容や大会について、一般の人に知っていただく機会は、じつはほとんどないんですよ。こうやって今回、一般に開放されることで、自分もパティシエになりたい、こういう大会に出てみたいという人たちが増えるといいなと思います。
石田:辻口さん自身も、コンクールで何度も優勝されて。たしか、フランスの大会でも活躍されていますね。
石田:日本の優勝を祈願して、靴下を履いて応援しますから、みなさん頑張っていただきたいですね。今日、スイスに住む友人が来日したんですが、ヨーロッパ中に家があるような富豪でね、「日本はバランスがいい国だ」って言うんです。1年のうち3ヶ月ぐらい日本に滞在して、おいしいものばかり食べて喜んでくださる方なんです。日本は何でもおいしいし、食に関しては海外からの注目度も高いですよね。その中で、いろいろな国からパティシエが集い、技を競うことは、とても意味のあることだと思います。
辻口:フランスやアメリカの大会の入賞者がバトルするわけですからね。宮内庁や農水省にも動いていただいて、国という規模で行われる、本当の意味での世界大会になったと思っています。昨今はパティシエブームといわれていますが、その仕事の内容や大会について、一般の人に知っていただく機会は、じつはほとんどないんですよ。こうやって今回、一般に開放されることで、自分もパティシエになりたい、こういう大会に出てみたいという人たちが増えるといいなと思います。
石田:辻口さん自身も、コンクールで何度も優勝されて。たしか、フランスの大会でも活躍されていますね。

辻口:僕は23歳のときに日本のコンクールで優勝しましたが、それだけでは、人生は何も変わらなかった。当時はメディアが今ほど成熟してなかったし、僕が一位になっても業界では知られても世間ではまったく話題にはなりませんでしたしね。持ち込みのコンクールだったから、だれか他の人に作ってもらったんじゃないかという目で見られましたね。
世界パティスリー2009(INTERNATIONAL PATISSERIE GRAND PRIX 2009)
世界最高権威と評されるパティシエ世界二大大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」(仏)と、「WPTC(World Pastry Team Championship)」(米)に並ぶ、国内初・アジアを代表する「世界パティスリー」の誕生により、世界最高レベルを競う三大国際大会が実現。世界最高峰の二大大会で優秀な成績を収めたパティシエたちを招聘し、世界パティスリーは“世界頂上決戦”をコンセプトに国際大会を実施する。
世界パティスリー2009 公式サイト
世界パティスリー2009 公式サイト
この大会から、新しい文化を築きたい

石田:日本では何も変わらなかったから、世界へ? 辻口さんって、自分がやりたいことについてはものすごい集中力で追求し、強く思って、動き出すタイプですよね。僕自身、そういうところがあるので、わかるような気がします。
辻口:まさにそのとおりです。その後、僕は国内の大会をいくつか制覇して、フランスへ行きました。「コンクール・シャルル・プルースト」という大会に、飴細工を出そうとがんばりました。でも、飴細工を作るための厨房を借りるお金なんてないですから、仕方なく、ボロアパートのトイレの石床をピカピカに磨き上げて舐められるぐらいきれいにして、飴細工を作りました。さすがに試食用の飴細工は、レストランの厨房を借りて作りましたけどね。その飴細工で銀賞をいただきました。それから、いろいろ変わりはじめたんです。
石田:すごいですね。何もないところから5年で日本一になって、そこからさらに数年で世界チャンピオンになるなんて。コンクールというイベントが、辻口さんの人生を彩って、輝かせてくれたということですね。
辻口:コネも何もなかった僕がここまでやってこれたのは、腕を評価してくれるコンクールがあったから。自分がコンクールに助けられたのと同じように、貧しくて名もないヤツが羽ばたける場を作ろうと思って、僕は「世界パティスリー2009」を企画したんです。
石田:この「世界パティスリー」には、ものすごく熱い想いがこめられているんですね。スペシャルサポーターとして、僕もしっかり応援します。辻口さんのような気概をもった、優秀なパティシエが出てくることを祈っています。「世界パティスリー」って、新しい文化を創造する起爆剤になるはずですよ。そう、「スイーツ」という文化をね。
石田:すごいですね。何もないところから5年で日本一になって、そこからさらに数年で世界チャンピオンになるなんて。コンクールというイベントが、辻口さんの人生を彩って、輝かせてくれたということですね。
辻口:コネも何もなかった僕がここまでやってこれたのは、腕を評価してくれるコンクールがあったから。自分がコンクールに助けられたのと同じように、貧しくて名もないヤツが羽ばたける場を作ろうと思って、僕は「世界パティスリー2009」を企画したんです。
石田:この「世界パティスリー」には、ものすごく熱い想いがこめられているんですね。スペシャルサポーターとして、僕もしっかり応援します。辻口さんのような気概をもった、優秀なパティシエが出てくることを祈っています。「世界パティスリー」って、新しい文化を創造する起爆剤になるはずですよ。そう、「スイーツ」という文化をね。
石田純一プロフィール
1954年東京都生まれ。1979年に、NHKのドラマ『あめりか物語』でデビュー。そして1988年、フジテレビ『抱きしめたい!』の好演によって大ブレイクを果たし、一躍“トレンディドラマ”の看板役者へ。その名は全国区に浸透し、以降、数多くの話題ドラマに出演するようになる。俳優のほか、司会やキャスター、バラエティ番組の出演などその活動は多岐にわたり、著書の執筆や、ライフスタイルWEBマガジン『Soal』の編集長などもこなす。http://www.ishidajunichi.com










