2012.4.21
ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド直営の
「スイーツ&ベーカリー ル・パン神戸北野」が
4/23(月)に神戸・北野にオープンします。
ハンター坂を上り、異人館通りを左に折れ、一つ目の広い通りを
南に下ってすぐの場所です。
オープンに先駆けて内覧会が行われたのでお伺いしてきました。
店内に入ると、左手に焼き菓子やクッキーの棚があり、
右手の棚や平台には、沢山の種類のパンが並べられています。
奥には生菓子のショーケースも。
毎日ホテルで提供される焼きたてパンやスイーツも
お隣にある工房で作られていて、こちらのお店にも
ホテルと同じ商品+ル・パン神戸北野限定商品が並びます。
以前より、ホテルの宿泊客からパンやケーキのテイクアウトの
ご要望が多かったそうなので、それらの声にお応えする形で、
今回満を持しての直営店オープンとなるわけですね。
コンセプトは、「食の安全と安心」「地産地消」そして「素材へのこだわり」
そこでパンには、フランスでも数少ない石臼挽きのビオロジック小麦を
はじめとするフランス小麦を使用。
また兵庫県のテロワール(地産地消)にも目を向け、六甲の「布引の水」や
自家製天然酵母をおこすのに、兵庫県産の小麦や無農薬フルーツなどの
地元食材が使用されています。
フランスパンやカンパーニュ、食パンなどのシンプルな食事系のパンが中心ですが、
あんぱんやよもぎもちパンなどの和テイストの甘味系もあるんですよ。

そして、パンの棚にありながら私が一番気になったのがこちら!
クグロフ(大)3000円。
キュートなハート型に焼き上げられています❤
通常のクグロフが1500円なので、ちょうどその倍ほどの生地量だそう。
パーティーや手土産にも喜ばれそうですよね。
実はホテル内にあるレストランの店名も、鉄板焼店「心」や
フレンチレストラン「ル・クール神戸」と心繋がり。
さらにハート型のブリオッシュなどもも作られていて、
ラ・スイート神戸さんが大切にされているハート=心、
心と心の絆を大切にという想いが表現されています。
こちらは2日前ぐらいに予約してくださると有難いです・・・とのことでした。

スイーツの素材も「地産地消」にこだわり、氷上産の牛乳や、小野市の小麦粉「ふくほのか」
丹波産の黒豆や小豆、但馬特産はちみつなどの地元兵庫県産の食材が使われています。
こちらのル・パン神戸北野限定のスイーツが、ハンディタイプのロールケーキ。
ふわふわ、しっとりのシフォン生地に、上品な甘さのクリーム。
お味はバニラ、宇治抹茶、エスプレッソの3種類があります。
片手にロールケーキを持ちながら、北野散策なんていうのもオシャレですよね!?
最近、北野エリアにはスイーツやパンの人気店が次々にオープンし、
一躍脚光を浴びつつあります。
地元神戸市民の私でも、坂を登らなきゃいけないから・・・
とやや敬遠しがちでしたが(笑)最近はよく訪れるように。
「ホテルから少し離れたこの北野に直営店をおくことで、
スイーツやパンの新たな発信地として北野を活性化させ、
ひいては神戸をもっと盛り上げていきたい!」と
檜山和司総支配は抱負を語ってらっしゃいました。
この狭いエリアに、スイーツ、パン、レストランと
美味しいお店がひしめき合っている感じなので、
ぜひGWに足を運んでみてはいかがでしょうか♪
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**
店名:スイーツ&ベーカリー ル・パン神戸北野
住所:神戸市中央区山本通2-7-4
電話:078-251-3800
定休日:無休(イベントを除く)
営業時間:11:00~19:00
HP:http://www.l-s.jp/lepan/
2012.4.20
アーモンドのババロアに杏とリュバーブのコンポート。
オロールはオーロラ。夜明けの空の美しい色彩をイメージされているそう。
上の生地は、サクッ、ふわっ♪とやわらかく軽やかな食感のダックワーズ。
サイドと底は、クルミと杏を散らして焼き上げたビスキュイ生地で、
カリッ♪と響くクルミの香ばしい食感と、杏の酸味がアクセントになっています。
視覚的にも美しくて、楽しいですよね。
ババロアはアーモンドの香り高く、透明感のある澄みわたる味わい。
杏とリュバーブ、2種類の波長の異なる酸味が
次第に織重なり合いながらアーモンド香の中に溶け込んでいきます。
2種類の生地の食感のコントラスト、2種類のシャープな酸味のコントラストと
パーツパーツはそれぞれの個性が際立っていながら、
食べ終わると全てが溶けあい、穏やかなハーモニーを醸し出しているから不思議・・・
まるで静かに心の中に流れゆく夜空に浮かぶ美しいオーロラのように。。。
香りの余韻が心に脳裏に刻まれていきます。
●ショコ・マントゥ
チョコレートのムースと涼しいミントの香りの組合せ。
いわゆるチョコミント!?と敬遠されがちですが・・・
実は私もかなり苦手な組み合わせだったりするんですが(笑)
そこはやはり山口シェフ!
シェフの手にかかると、チョコミントもここまで昇華されるものなんですね。
軽さを極めたショコラのムースと清々しいミントのムース。
ショコラの生地はやや厚めに見えますが、全層のバランスを計算し、
ふかっと軽めの食感で厚めに仕上げられています。
ショコラのお菓子でここまでの軽さって初めてかも?!
ここまで軽いテクスチャーだからこそ、より一層ミントの爽やかな香りが
ピュアなまま広がっていくんでしょうね。
チョコミントって・・・って苦手意識のある方にこそ是非食べていただきたい
軽さとバランスが絶妙な、初夏にふさわしいショコラのお菓子です。
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:
店名:パティスリー タンドレス
住所:京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3
電話:075-706-5085 (定休日を除く、9:00~21:00までの間でお願い致します)
FAX:075-702-4984 (9:00~21:00までの間でお願い致します)
営業日:現在は基本的に土・日・月曜日
営業時間:テイクアウト 11:30~19:00
イートイン 13:00~18:00
*menuは日変りで、お一人で作られているために臨時休業されることもありますので、
HPをご確認のうえお出かけされることをお薦めします。
2012.4.18
2010年2月のクグロフグラッセ以来、久々に登場した
タンドレスさんのイートイン限定デセール!
待望の第2弾は、パン・ペルデュ・オ・フリュイ・ルージュです。
パン・ペルデュとはフレンチトーストのことで、余ったブリオッシュや
バケットなどを卵と牛乳に浸して焼いたもの。
でもその“パンペルデュ”という言葉から想像していたものとは
全くかけ離れた、麗しきビジュアルのデセールが登場しました。
しかも、数口食べてみるまで全く気付かずにいたんですが・・・
実は私、このパンペルデュ・・・以前にいただいたことがあったんです。
まだベックルージュ時代の2006年10月に。。。
当時はサロンがなかったので、テイクアウトできるスタイルで、
フリュイルージュのソースは別添えになっていました。
クリームの高さももう少し低めだったかな。
ひと口食べて、ん???
ふた口食べて、あれっ、これ??
み口食べて、あっ、もしかして?!
と気付くまでにやや時間がかかったのは、
最近私の物忘れ度がUPしているからだけでなく(笑)
テイクアウト時代よりも格段に美味しく変貌していたから❤
イートイン限定デセール パン・ペルデュ・オ・フリュイ・ルージュ。
ブリオッシュにクレーム・ダマンドを塗って焼き上げ、
キルシュ風味のクレーム・パティシエールと赤い果実のソースを添えて。
まず、Qweenのごとき風格の漂うたたずまいにうっとり。。。
そして、ひと口お口に運んでさらにうっとり。。。
馨しきビターアマンドと気品高きキルシュの香り、甘酸っぱいベリーの香り、
そしてふくよかなバターの香りに包みこまれていきます。。。
パンペルデュという文字から、そしてこのビジュアルから想像していた
テイストをはるかに凌駕する魅惑の大人テイスト。
クレームは、トゥルン♪という軽やかな口あたり。
イチゴ、フランボワーズ、ブルーベリー、グロゼイユなどキラキラと煌めく
大粒の赤い果実たっぷりの甘酸っぱいソースがとろ~りと絡み、
フレッシュのミントが清々しさを添えています。
ブリオッシュ生地は、エッジがキリッと立つ凛々しいビジュアル。
外はサクッと軽やかに、中はしっとり、ふうわりとした食感に焼き上げられています。
でも・・・口あたりは軽やかながら、余韻はバターリッチ。
バターも卵もかなり贅沢に配合されているそう。
そんな配合でなぜこんなに軽やかな食感に仕上がるんですか?!とうかがうと、
普通に焼いてるだけなんですけどね(苦笑)と山口シェフ。
この“普通に・・・”が曲者なんですよね^^;
しいて言うならば・・・菓子屋のブリオッシュだからとのこと。
リッチ感が違います!
以前はテイクアウトできたこちらのパンペルデュ。
でも、他のケーキと一緒にテイクアウトできるようにすると
ブリオッシュ生地も冷えてしまうことに。
クリームやソースのテクスチャーも変わってきます。
タンドレスさんのお菓子は、シェフが食べ頃の温度にまでこだわってらっしゃる
ことからも分かるように、テクスチャーが最大の魅力と言っても過言ではありません。
それはブリオッシュというヴィエノワズリーにも共通すること。。。
サクッ、ふわっの食感のコントラストがテイクアウトのものとは全くの別物でした。
もちろんテイクアウトした時も、きちんと食感のコントラストは残っていましたし、
充分美味しいと感じたんですが…やはりこのイートインデセールを食べてしまうと^^;
食感のコントラストが素晴らしいのはもちろんのこと、香りの広がりが全く違うんです!
ビターアマンドとキルシュ、そしてふくよかなバターとフレッシュなフルーツの香りが
次々と折重なり、一度も閉じこめられることなくパッと花開き、
食べ終わった後もしばらく、麗しの香りの渦の中に浮かんでいる感じ。。。
あぁ・・・思い出すだけでもう一度食べたい誘惑に駆られちゃいます。
でも残念ながら・・・かなりお手間がかかるということで、とりあえずは
先週末の3日間だけのご予定だそう。
一期一会縁のない私にしては、とってもラッキーな巡り会いでした♪
タンドレスさんのデセールは、まさに山口シェフが表現したいと
考えられていることの集大成とも言える作品。
味や香りはもちろんのこと、究極の食感や温度差までもが
余すところなく存分に表現されています。
また、一期一会のご縁に恵まれますように。。。