Sweets(京都) カテゴリーアーカイブ
2012.5.20
[洋菓子マウンテン移転オープン -1]
[洋菓子マウンテン移転オープン -2]
マウンテンさんのお隣にある可否CAFE マサグランさん。
こちらのオーナーさんと水野シェフが仲良しということで、
マサグランさんでもマウンテンさんのケーキをいただくことができるんです♪
この日取材にお伺いしま~す♪って水野シェフにお電話したとき、
ケーキのお話よりも、まずシェフの口からでた台詞が
「お隣でランチにカレーを食べよましょ~♪」だったほどですから^^;
サイフォンコーヒー・紅茶・フレーバーティーにこだわってらして、
22時までオープンしているので、アルコールメニューも豊富。
水野シェフもお店が終わられてからよく行かれるそうですよ^^;
そのカレーというのがこちら。
ココナッツカレーとビーフカレーがあったんですが、
シェフお薦めということでココナッツ×シーフードに。
シェフはご自身もお初というビーフシチューをセレクト。
マウンテンさんの食パンが、こんなに厚切りで添えられていました。
もちろん、どちらもとっても美味しかったですよ♪
マサグランさんでいただけるケーキはこちらの4種類。
マウンテンの味を知っていただくきっかけになったら・・・という思いから
ご提供されているので、ベーシックなケーキをリーズナブルな価格で。
お食事は奥のVIP席で(?!)いただいたんですが、混雑してきたので
cafeスペースに移動しようとしたら満席で。。。
ちょっぴり肌寒かったけど、テラス席でいただくことにしました。
水野シェフセレクトでこちらの2種類に。
しかも2種類とも、ユキちゃん食べて!って(笑)
はい、もちろんなんの問題もなくいただきます♪
プリンもこんなにキュートにリニューアル♪
できるだけ福知山産の素材も使いたいという地産地消の想いから、
グリーンファームソーゴさんの黄味自慢という卵を使われています。
マリーゴールドの花弁粉末を飼料に添加しているので
黄色が鮮やかなんですって。
卵の風味とコクがしっかりと感じられる昔懐かしいお味ながら、
とろとろ~っとお口の中でゆらめく至福のテクスチャー。
でも生クリームではなく、あくまでも卵がメインの
マウンテンさんらしさを感じるプリンでした。
卵型のカップとデコレーションも可愛いですよね~♪
実は水野シェフは、お店のロゴのシールではなく
赤字で「光」と描かれたシールを貼りたかったそうなんですが、
スタッフの皆さんから全力で阻止されちゃったんですって(笑)
う~ん・・・スタッフさんのお気持ちも分かるけど、それも面白かったかも^^;
ビジュアルからして、美味しさが醸しだされているモンブラン。
フランス産マロンペーストを使用されているので、通年で販売されています。
ちょっぴり和栗っぽいテイストのマロンクリームの中は、
クレーム・シャンティとパティシエールの2層構造。
なんともいえない、ほっこりとやさしいテイストのハーモニー♪
土台はなんと、ガレット・ブルトンヌなんです。珍しいですよね?!
しっかり塩味が効いていて、全体をキリッと引き締めるアクセントになっています。
土台がタルト生地やフィナンシェのモンブランはありますが、
ガレット・ブルトンヌははじめてかも?!
ブルトン好きの私的には、かな~りストライクでした♪
ブルトンヌのザクッ♪とハードな食感&サレ感と、3種類のクリームの
やさしくとろけるテイスト&テクスチャーのコントラストが
ビジュアルから想像する以上に際立つ一品。
シンプルなプリンとは、一見対極にあるように思えるリッチなモンブランですが、
その実、根底に流れる作り手の想いは同じ。。。
ひとつひとつ、一層一層丁寧に、想いを込めて作られているだけなんですよね。
マウンテンさんのお菓子からはどれも、そんな思いが伝わってきます。
マウンテンさんでは、こういう昔懐かしいお菓子も好き❤
お口の中でしゅわっ♪と音をたてて溶け消えちゃうスフレチーズケーキは、
アントルメでも軽~く食べられちゃうほど・・・きっと私でなくても!?
羽毛布団のような軽やかさなんです^^;
しかも究極にエアリーな口溶けながら、チーズの風味もしっかりと感じられます。
パイナップルがなんとも言えずノスタルジックですよね。。。

テラス席からは、ゆらのガーデンの中央にある芝生の中庭がこんな風に眺められます。
現在はまだ全てが生えそろっていないので、立ち入り禁止ですが、
夏には立ち入り可能になるそう。気持ちいいだろうなぁ。。。
なんだか本当にの~んびりと、心癒されるひとときでした。。。
皆さんきっとご隠居後は(笑)こういう場所でされるのが夢なんだろうなぁ・・・
水野シェフご自身はすでに達成感がおありで、今後何をしよう?
という域に達してらっしゃいますが、生まれ育った地元福知山で
勝負し続けていきたいのだそう。
でもそこは水野シェフ!
決してきばり過ぎているわけではありません。
ガチンコのフランス菓子では勝負できる場所ではない・・・
でもあまりにもやさしすぎるテイストのお菓子も違う・・・
自分ならこうするのに…こうしたい!という想いを形にし続けていくことで、
まだまだ進化し続けられるんでしょうね。
水野シェフって、あのビジュアルなので最初は話しかけにくいかもしれませんが、
お話してしまうと実はとってもゆるキャラさん(笑)
でもこれからのお菓子業界に対する想い、後進を育てることに対する想い、
そして福知山を活性化させることに対する想いは、全くゆるくなく、
とても熱い想いを抱いてらっしゃいます。
色んな意味で、ほんとにカッコイイ方です☆
お店に行かれる方は、ぜひチェックしていただきたいんですが、
マウンテンさんとマサグランさんの間にはオリーブの木が植えられています。
そしてその訳がこちら・・・木の実 Oliveのパイ。
このお菓子にはこんな想いが込められているんです。。。
「オリーブの木は聖書やギリシャ神話などでは平和の象徴とされ
古来より人々に愛されている愛わせのシンボルです
そんな木のように 末永く愛される憩いの広場になれば と願い
洋菓子マウンテンにはオリーブの木が植えられました
この「木の実のパイ」はシンボルツリーそのもの
木を囲い憩う たくさんの人々の笑顔のように
私たちのつくるお菓子で幸せを届けられたなら・・・
これこそ パティシエの幸せではないでしょうか
人と自然が共存する福知山
ゆらのガーデンが福知山のシンボルとなるように・・・
物語は ここからはじまります」
福知山の自然と、福知山を愛する水野シェフが作りだすお菓子を堪能しに、
ぜひ福知山まで足を運んでみてくださいね♪
夏には冷んやりスイーツも登場予定だそうですよ!
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店名:洋菓子マウンテン
住所:京都府福知山市堀今岡6 ゆらのガーデン内
電話:0773-22-1658
営業時間 10:00~19:00
定休日:水曜日(祝日の場合は営業
2012.5.17
店内左手にある焼き菓子コーナーをさらに奥に進むと・・・
こんなオシャレな空間を発見!
同一店舗内にありながらも異次元空間のようなこちらが、
ショコラのセラー「CELLAR DE CHOCOLAT」です。
「ワールドチョコレートマスターズ2007」でチャンピオンに輝かれた
水野シェフのショコラに懸ける想いがいっぱいに詰められています。
まるで洞窟のような造り。。。
温度管理もされているので、肌に触れる空気も少し冷んやり。
(それなのに開けっ放しというところがシェフらしいでしょ^^;)
300年ぐらい前からあったかのようなレトロで温かみを感じさせる
雰囲気ながら、細かなところまでとてもオシャレに設えられています。
壁は煉瓦風のタイル貼りで、調度品は高級感ただようアンティークのブラックで統一。
と思いきや・・・スタッフの皆さんの手作りなんですって。
主役のショーケースは御親戚の建具屋さんで購入されたそうなんですが、
でもそれ以外の棚などは手作りで、わざと古めかしくアンティーク風に
色を塗り、傷をつけて・・・
オープン直前のお忙しい時期に、2weekという短期間で作りあげられたそう。
スタッフの皆さんのお店に対する想いと総力が結集されています!
ぜひじっくりとご覧になってみてくださいね。

こちらは、水野シェフが大尊敬するショコラティエさんのサイン☆
どなたのものかお分かりになりますか~?
残念ながら内緒だそうなので・・・ご興味のある方は直接シェフまで(笑)
とっても大切に、セラーの入り口に掲げられていました。
ショーケースの中はこんな感じ。
ボンボンショコラやザッハトルテ、アマンド・ショコラetc…
一番人気のボンボンショコラ「杏と塩」は5個入りのBOXが登場。
ヴァレンタインBOXに入っていたひと粒を食べて、
大ファンになってしまった方が後を絶たず(笑)
このボンボンのみのBOXを待望する声が多かったんだそう。
そこで、お客様の声に応える形で!これで心ゆくまで堪能できますね♪
マカロンも沢山の種類が取り揃えられていて可愛い~。
1個からでもBOX入りで購入できるので安心。
ちょっとしたお土産にもぴったりですね。
先日水野シェフ発案のこちらのBOXが、ラヴニューさんでも使われているのを
発見しちゃいました。お二人の親交の深さがうかがえますね。
お互いのオープンが近かったにも関わらず、ヘルプに駆けつけあってらっしゃったもんなぁ。。。
煉瓦の壁面には、水野シェフが見事総合優勝を果たされた
「ワールドチョコレートマスターズ2007」フランス・パリ世界大会の
DVDがエンドレスで映し出されています。
トロフィーも恭しく、大切に飾られていました。
そしてパティスリー同様、こちらのショコラのセラーにも
これまでにシェフが収集された、型や雑貨がずら~り。
皆さんご自分のお店をオープンされると、このような雑貨や調度品に
発揮されるこだわりぶりも凄いなぁ。。。と最近つくづく感じます。
しかも、旅行に行かれる度にどんどん増殖していって
マダムに叱られちゃうところまで同じ・・・(笑)
でも、そのひとつひとつについて語ってくださるシェフの目は、
皆さん同様にキラキラ☆まさに、純真無垢な少年の目なんですよね^^;
ショコラって・・・とっても神秘的で不思議なパワーを備えている感じがしませんか?!
そしてこのセラーには、その秘められた魅力が集結しているかのよう。。。
パティスリーとは別空間として設けられていながらも、
出入り口は解放されているので、ふと足を踏み入れてしまいたくなる・・・
そんな魅惑的なパワーと空気感をもった不思議な空間です。
ぜひ怖がらずに(笑)足を踏み入れてみてくださいね。
つづきます・・・
2012.5.14
4月24日に、福知山城正面の「ゆらのガーデン」に移転された洋菓子マウンテンさん。
水野直己シェフは、「ワールドチョコレートマスターズ2007」
フランス・パリ世界大会で総合優勝を果たされた
日本が、そして地元福知山が誇るトップパティシエです。
2008年にはバリーカレボー社大使、そして京都府福知山市
どっこいせ大使に任命されています。
お父様の時代から続いていた以前の店舗は、黄色いファサードが
目を魅く、こじんまりと温かみのある雰囲気でしたが、
今回の店舗は・・・おっき~~~w(*^^*)w
85坪の敷地に佇む2階建ての1軒屋。
長身の水野シェフに立っていただいても・・・この大きさです(笑)
お店の前には小さなお庭も設けられていて、最初は嫌々だったのに、
今は朝一のお仕事がお花の水やりというほどガーデニング好きに
なってしまったというシェフ^^;
ある意味お菓子より、お庭のお話をされる時の方が目がキラキラと
輝いてらっしゃいました☆

お店の正面からは目の前に、福知山城がこのように臨めます。
今回は残念ながら時間がなかったけど、次回はぜひ
ゆっくりと福知山の街を散策してみたいなぁ。。。
シェフ曰く、福知山には温泉もあるし、夜のお酒もつきあうので(笑)
ぜひお泊まりでゆっくりと!とのこと。
関係者の皆さま、よろしくお願いしますm(_ _)m
「ゆらのガーデン」内には、中央に広い芝生広場があり
それを囲むように、レストランやケーキ屋さん、お花屋さん、
お洋服屋さんと7店舗が建てられています。


それでは、新装オープンされたマウンテンさんに潜入です!
店内に入ると、まず正面に生菓子のショーケース。
その奥にガラス越しに大きな厨房が見えますね。
私の技術ではどう撮っても光が入りこんじゃって、
お菓子の全容が分かりにくくてすいませんm(_ _)m
でも以前同様、お父さまの時代からの昔懐かしいお菓子と、
水野シェフのスタイリッシュなお菓子の両方が顔を並べています。
プリン、シュークリーム、チーズケーキと人気のラインナップは2列で!
あっ、プリンが新しくなってプリン型の容器入りに?!
詳しくは後ほど。。。


左手側には、焼き菓子のコーナーがあります。
バラ売りからBOX入り、バスケット入りまでギフトにも幅広く対応されています。
マウンテンさんのパウンドケーキは、昔から大きめサイズが特徴。
‘おやつ’という温かみのある表情にほっこり♪
内装はフレンチカントリーテイストに設えられていて、
水野シェフがフランス修業時代に買い集め、今までお蔵入りになっていた(笑)
お菓子の型や雑貨などがオブジェとして飾られています。
これらをひとつひとつ眺めるのも楽しいですよね~♪


右手側には、なんと食パンが?!
そうなんです!
実はマウンテンさんでは移転後、食パンを販売されることに。
サ・マーシュの西川シェフから、「食パンがすごく美味しいから是非食べてみて!」
と言われていたので、お菓子以上に気になる存在だったんですが・・・
見るからに、ふうわりと柔らかで美味しそ~♪
私は薄くスライスされた食パンは苦手で、1斤そのままオーブンへ!
なので、1本(2斤分)丸々お取り置きしていただきました^^;
この2斤分を、1日20本仕込まれているそうですよ。

なぜ食パンを?!とシェフにおうかがいすると・・・
「毎日スタッフに焼きたての美味しい食パンを食べさせたかったから」とのこと。
うるっ・・・スタッフの皆さん幸せですよね~(涙)
シェフは修業時代に食パンを作られていたそうなんですが、
さらに何度も試行錯誤を重ね、現在の納得する味に!
余計なものは何も入れず、小麦粉、水、砂糖、塩のみのシンプルな食パン。
素材にはこだわりすぎないことがこだわり。
○○産の小麦粉・・・となると、購買層を選ぶことになってしまう。。。
誰もが毎日買うことができる、いい意味での普通の食パンを目指してらっしゃるんですね。
最初は悪戦苦闘していたスタッフさんも、今では慣れた手つきで
笑顔で生地を丸めてらっしゃいました。

そして、これが美味しい食パンの生地を生みだす新兵器!
まるでもちつき器のように、パン生地を仕込んでいくんです。
お店の脇にガラス張りのコーナーが設けられていて、
その中にこの器械が置かれているので、子供さんが張り付いちゃって
なかなか離れないんですって(笑)
大人の私が見ていても楽しいもの・・・シェフの思惑通りですね!
1Fの厨房内はこ~んな感じ。現在厨房は6名。
以前の4名入るとキューキューだった厨房からは想像できないほど
ほんと~に広々と動きやすい空間に。
さらに2Fにも厨房と、エンローバーが設置されたショコラ部屋まであるんです!
きっとこれから、パティシエさんの厨房見学が後をたたないだろうなぁ(笑)
こちらのオーブンは、水野シェフの最初の修業先で使われていたもの。
移転前のお店の厨房でも、活躍していた年代物です。
スイス製のオーブンで、温度設定もアナログなダイヤル式。
ふわ~っとやわらかく火が入るので、食パンを焼くのにピッタリなんだそう。
だからあんなにもちもちで、香り高い生地に仕上がるんですね。
最新式のオーブンに負けないで、いつまでも頑張ってね!

正面外観も店内もオシャレな雰囲気ですが、横から見ると・・・普通のお家?!
相当大きなお家ですけどね(笑)
オープンニングには、沢山の助っ人が駆けつけてくれたそうなんですが、
その方達にご迷惑をかけないようにと、前日の晩は21:30に
仕込みを全て終了し、皆さんと飲みに行かれたという水野シェフ。
今までにそんなオープンニングって聞いたことありますか?!
オープニング2日間は、5個入り2種類のセット販売のみでしたが、
300セット×2種/日を、2日間とも18時頃に完売。
皆さんからはもっと作った方がいいよ!と言われたそうですが、
シェフの計算ピッタリだったそう。
さすが、福知山のことを知りつくしてらっしゃる水野シェフですね!
なんだかあまりにもスケールが大きすぎて、語り忘れているところが
ありそうですが・・・気付いたら後で追記しますね^^;
今回新しく設けられた水野シェフ渾身のショコラ部屋。
CELLAR DE CHOCOLATにつづきます・・・