Patisserie.S(パティスリー エス) ☆ ’10夏 -2

2010.7.21

’10夏 -1

  
 
●リュクス
 

 
島根・奥出雲薔薇園の有機無農薬の薔薇とフロマージュブランの
ムースの中には、ライチのムースとグロゼイユのジュレ。
主役の薔薇の花弁とフランボワーズをデコレートして。
 
中元シェフも、自分のスペシャリテともいうべきお菓子が完成したかも!
とおっしゃるほど麗しき薔薇のガトー。

薔薇×ライチ×フランボワーズをいうフランス菓子を愛する人なら
誰しも一度は食べたことのある組み合わせ。
有機無農薬でそのまま食べられる薔薇ということで、
花弁のままミルにかけ、フロマージュブランと合わされた薔薇のムースは
上品で繊細かつ華やかな香りをはなち、その華麗なフォルムと相まって
五感に響き渡り、食べる者を一瞬にして魅了してしまいます。

 
 
 

 
このリュクスに使われているのは、5月の講座で、あのガトーに使っていただいた薔薇
と同じ薔薇です。

島根・奥出雲薔薇園さんの「さ姫」という有機無農薬の薔薇なんです。

薔薇園から送られてきたパンフレットを見て、サンプルを取り寄せたところ
素材として大変素晴らしいものだったそう。
ただお値段はやはり結構はります(松坂牛以上だそうですよ^^;)
安全で美味しく素晴らしい素材であっても、残念ながら
価格など様々な理由から世に出てこないものがたくさんある・・・
そういうものは出会いでしかない!そしてもっと出会いたい!
と思っているという中元シェフ。
 
この薔薇は、5~11月と長期間にわたって生花が収穫でき
また色・香りを損なうことなく冷凍した花弁を通年で入手できるので、
生菓子、焼き菓子、ムラング等幅広く活用されています。
通常の薔薇よりも高貴で贅沢な芳香なので、
香りをうつしてムースに仕立てたり、そのまま焼き菓子やムラングに入れたり。。。

本当に素晴らしい薔薇なので、是非多くの人に知っていただいて
レストランやパティスリーさんでももっと使ってもらえるようになれば・・・
と願ってらっしゃるので、ご興味をもたれた方がいらしたら
ぜひ島根・奥出雲薔薇園さんまでご連絡してみてくださいね。

 
 
 

 
フロマージュブランにはほのかな酸味があるので、
オリエンタルな香りと甘みをもつライチのムースを合わせ
グロゼイユのジュレで、苦みと土臭さのある酸味をプラスすることで
全体のバランスが引き締められています。
フランボワーズもただのデコールではなく、フレッシュな酸味を演出。

高貴で魅惑的な・・・まさに‘リュクス’な薔薇のアロマに包まれ
目を閉じると、まるで薔薇の花園にいるかのような錯覚に陥ってしまう一品。
溶け消えるような口溶け感も秀逸です。

作り手の我儘としては・・・ムースの口溶けのよさをベストな状態で堪能してほしいので、
4~5時間かけてゆっくりと冷凍から戻して、戻ったら3時間以内に食べてほしいそう。
やはり店内でいただくのがベストということですね。

つづきます・・・

 
 
 
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店名:Patisserie S(パティスリー・エス)
住所:京都市下京区高辻通室町西入繁昌町300-1
   カノン室町四条1階
電話:075-361-5521
定休日:木曜日(水曜不定休)
営業時間:11:30~19:30
HPはこちらへ

 

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