2010.2.25 アーカイブ
2010.2.25
以前に、パティシエ・シマの島田進シェフに作っていただいた
アンドレ・ルコント氏が最初に作ったマカロンの復刻版を送ってくださった
ムッシュー糸井から、またまた素敵なクチュール菓子が届きました~♪
(写真撮影 : ムッシュー糸井氏)

2種類のガレット・デ・ロワ。
なんの絵が描かれているかお分かりになりますか?


ジャン・コクトー美術館の入口に飾られているコクトーの自画像なんです。
糸井氏によると、島田シェフは、「コクトーのオリジナルは縦に細長い長方形で、
ガレット・デ・ロワは丸型なので難しかったのですが…」とおっしゃってらしたそう。


薔薇のガレット・デ・ロワは、コクトーの恋人の名を付けて
「ガレット・デ・ロワ“ジャン・コクトー”レイモン・ラディゲ風」
クレーム・ダマンドをローズシロップとローズリキュールで風味づけて
フランボワーズを入れたものです。
島田シェフのガレット・デ・ロワは、惚れ惚れしてしまうほど端正なお顔立ち。
配送されて、一日経過しても、フィユタージュはパリッ♪サクッ♪感を
全く失っていません。
薔薇の香りはそれほど強くなく、余韻にふわりと鼻腔をくすぐる程度。
しっかりと焼きこまれたガレット・デ・ロワの男性的な力強さを
甘く華やかな薔薇の香りが包みこんでいく感じ・・・
まさにガレットがジャン・コクトー、薔薇が恋人といった雰囲気でした。
それにしても・・・さすがクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ会長の島田シェフ☆
ベースのガレット・デ・ロワが素晴らしく美味しかったです。


シトロンのガレット・デ・ロワは、やはりコクトーの恋人の名を付けて
「ガレット・デ・ロワ“ジャン・コクトー”ジャン・マレー風」
クレーム・ダマンドにレモンカードを混ぜて、さらにレモンゼストと柚子を
刻んだものを混ぜ、リモンチェロで風味づけられています。
こちらは、薔薇に比べてシトロンがしっかりと香ります。
柚子の丸みを帯びた柑橘感が、シトロンをバックアップしている感じ。
オレンジのガレット・デ・ロワは何度かいただいたことがあるけれども
シトロンは初めてかな。
レモンカード、レモンゼスト、リモンチェロと少しずつ風味と香りの異なる
シトロンが織り重ねることで、より深みが増しています。
余韻に爽やかなそよ風がふっ…と吹き抜ける感じ・・・
献上式@京都でいただいた小豆のガレット・デ・ロワもとても美味しかったけど、
こちらのシトロンもかなり好み❤
3月には、またクチュール菓子をオーダーされるご予定だそうなので、
またお写真を拝見させていただけるのを楽しみにしています♪
それにしても・・・ムッシュー糸井は、絵画や音楽などのアートにも造詣が深くて、
ストーリー的にもビジュアル的にも、興味深いお菓子をオーダーしてくださるので、
私もとっても勉強になります。
しかもその貴重なお菓子を、わざわざ送ってくださるので、
いつも本とに恐縮しています・・・ありがとうございますm(_ _)m
そんな糸井氏が主宰されているわんだふるはうす
是非ご覧になってみてくださいね♪
最近少し考えるところがあって。。。
ひとくちにお菓子が好きといっても、関わり方は色々ありますよね。
作る、食べる、書く、描く、伝える・・・
私はどれをとっても、特別な才能があるわけではないけれども、
お菓子が好き、そしてそれを作られるシェフが好き。
作り手の想いを少しでも食べ手に伝えていける
架け橋のような存在になれたら素敵だなぁ。。。と思い
現在のような仕事をしています。
でも、苦手なこと、できないことの方が圧倒的に多いんですよね。。。
その自分が苦手なことにチャレンジしてみるのは
自分を高めることに繋がるのかな。。。
それとも、できることをもっともっと頑張って、追求していくべきなのかな。。。
誰かに何かを相談する時・・・
自分の中でこっち!って答えが決まっている時は
背中を押す答えがほしくて、相談できるんだけど、
自分の中で本当に答えが決められていない時は、
意外に相談できないものですね。。。
結局決めるのは自分自身だから。。。