ノイエスさんのザッハトルテ☆

2009.6.3

  
先日、よ~いドン!の「本日のおすすめ3」でご紹介させていただいた
ウィーンの伝統菓子、ノイエスさんのザッハトルテ(写真はHPよりお借りしています)

ノイエスさんには、ウィーンの伝統菓子だけでなく、
ドイツ仕込みのパンやバームクーヘンなどが多数取りそろえられていますが
さらに、奥のレストランではウィーン料理やデセールもいただくことができるんです。
以前にいただいた初体験のデセールの数々には、本当に感動したなぁ・・・

  
その時に購入した数々のお菓子やパンの美味しさに魅せられて、
さらにお取り寄せもさせていただいていたんですが・・・
私もこちらのザッハトルテは久々のご対面。
以前よりもさらに美味しく、バージョンアップされていました!

  
野澤シェフに、ウィーン菓子にかける想いをおうかがいすると・・・
ウィーンの伝統菓子に関しては、伝統を曲げずに守っていくことが大切と考え、
形などを許される範囲で変化させることはあっても、
基本的な構成は崩さずに、伝統にのっとって作ってらっしゃるとのこと。
 
一方、伝統的なお菓子を作る中で、自己表現をしたいと感じ、
オリジナルのお菓子をつくる場合にも、
ウィーン菓子の伝統を大切にしながら、そこに日本人の感性を加えることで、
ウィーン菓子をいい意味で発展させることができるならば変化させるが、
最終的にはウィーンに繋がるテイストを目指されているそう。

ウィーン菓子の歴史は古く、脈々と受け継がれている伝統菓子でありながら、
フランス菓子ほどメジャーではありませんよね・・・
だから伝統的なウィーン菓子を通して、ウィーンの歴史や文化、背景も
伝えていきたいという真摯な想いが感じられました。

  
  
  
  

  
  
 
カットの写真を、ちゃんと撮れてなくてごめんなさい★

ウィーンの伝統菓子であるザッハトルテは、スポンジよりも重く、
パウンドよりも軽いチョコマッセ生地に、杏ジャムをサンドし、
周囲にも杏ジャムを塗り、グラズール(チョコレートコーティング)
をかけたシンプルがゆえに、奥深いお菓子。
グラズールのテクスチャーが、美味しさを左右すると言っても過言ではないですよね。

 
以前はヴェネズエラ産の、野性的な酸味とコクのある
チョコレートを使用されていたそうなんですが、
最近、アフリカのサントメ産のチョコレートに変えられたとのこと。
このサントメ産のチョコレートは、複雑な苦みと上品な酸味をもち、
苦みと酸味のインパクトが際立ち、かつ後味はすっきりとキレがあるんだそう。

配合的に糖分を減らすことは不可能なので、
チョコレートを変えることで、甘みを感じさせないように工夫されているんですね。
ザッハトルテの最大の魅力でもあり、日本人が敬遠する最大の理由でもある、
砂糖が結晶化したことで感じる、グラズールのジャリジャリ感。
でもこのジャリジャリ感も、砂糖の結晶の目を技術的に細かくすることで、
ダイレクトに感じる甘みを軽減させることができるんだそう。

シンプルな構成のお菓子だからこそ、感じる方向性を変えることで、
甘さが控えられているかのごとく、感じられるようになるんですって。

  
 
というお話を聞いていたんですが、実際に食べてみて、ビックリ!!!
なんてグラズールが薄く、軽やかな口溶けなんでしょう。
一方、チョコレートのインパクトのある風味と杏ジャムの甘酸っぱさの
ハーモニーも素晴らしく、甘味よりも、奥深い酸味と苦味の余韻が長く続く、
ウィーン菓子=甘くて重厚という概念を覆すザッハトルテ。
 
さらに別添えされている生クリームを一緒にいただくと、
ダンディでアダルトなテイストから一変!
マイルドでフェミニンな美味しさを楽しむことができます♪

是非もう一度お取り寄せして、ウィーンを髣髴とさせる
優雅な雰囲気のなかいただきたい逸品。
父の日のプレゼントにもお薦めです☆

    
  
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店名:コンディトライ ノイエス
住所:神奈川県横浜市青葉区鴨志田町504-5
電話:045-962-4797
定休日:木曜日
営業時間:10:00~20:00(ショップ) 11:00~19:00L.O.(レストラン)

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