レポート

◀次へ 前へ▶

関西 2013/3/4

フレンチアルプスの自然の恵みがギュッと詰まった「ラクソン」

こじんまりとした店内ですが自然光が差し込み、心地いい空間です。店内では、お菓子のレッスンや写真教室などのワークショップも開催しています。

こじんまりとした店内ですが自然光が差し込み、心地いい空間です。店内では、お菓子のレッスンや写真教室などのワークショップも開催しています。

洋菓子激戦区の阪神間の中でも、とりわけクオリティの高い店々が軒を連ねる神戸市東灘区岡本に、新しいスタイルのショップが登場しました。名前は「ラクソン フレンチアルプス」。

「ラクソン」とは、フランス語で「アクセント」という意味です。暮らしの中のアクセントとなるようなスイーツやハーブティ、暮らしの雑貨、さらにそれらを楽しむためのワークショップなどを提案してくれる素敵なお店が、2012年10月にオープンしました。

阪急岡本駅から徒歩1分、やさしい萌黄色の店構えが印象的な店が目に貼ります。わずか3坪ほどのこじんまりとした店内には、焼き菓子をはじめ、缶入りのビスキュイやハチミツ、ビンに入ったコンフィチュールなどがズラリと並んでいて、お菓子屋さんというより食料品店のような雰囲気。

オーナーのオリヴィエ・ サロムさん。生活のすぐそばに山のある岡本の街がフレンチアルプスの雰囲気に似ていることから、この街にフラッグショップをオープンしました。

オーナーのオリヴィエ・ サロムさん。生活のすぐそばに山のある岡本の街がフレンチアルプスの雰囲気に似ていることから、この街にフラッグショップをオープンしました。

「フレンチアルプスって、ご存知ですか?わたしは小さい時から毎年モンブランのふもとでバカンスを過ごしていたんですよ」と話すのはオーナーのオリヴィエ・サロムさん。そして現在、オリヴィエさんが魅せられて住むフレンチアルプスは、雄大な自然に囲まれた穏やかな街。酪農の盛んな場所柄、ヤギや牛、羊のミルク、チーズ、ヨーグルトなど乳製品も充実していて、果物も豊富。はちみつも獲れ、ハーブも自生しています。

そんなフレンチアルプスの自然の恵みで作るオリジナルブランドが「ラクソン」です。フランスと日本を行き来しているオリヴィエさんが現地で厳選したチーズ、ハーブ、ハチミツを使って、パティシエや職人がビスキュイやサブレ、タルトやデザートソース、ハーブティーなどに仕上げています。

看板商品の缶入りビスキュイは3種類。「ヤギのフロマージュ」は野性的な風味を持つヤギのチーズとキャラウェイ、「ルブルションと花」はフレッシュな牧草を食べた牛のミルクから作られる山のチーズ「ルブルション」とアルプスの花々を合わせておだやかでフレッシュな味わいに、「トム・ドゥ・サヴォワ」は軽い酸味の中に甘さが広がるチーズ「トム・ドゥ・サヴォワ」に山で収穫したタイムの組み合わせ。

オリヴィエさんと現地で活躍するパティシエが相談しながら、高原の草花を食べるヤギや牛たちから作られる香り高いチーズをそれぞれ相性のよいハーブと合わせました。さらに、生地の中にコーングリッツを混ぜ込んで、食べた時の食感をよりサクサクになるような工夫も施されています。

現地で活躍しているパティシエと相談しながら、1種ずつチーズとハーブのマリアージュを決めて焼き上げています。各¥600。

現地で活躍しているパティシエと相談しながら、1種ずつチーズとハーブのマリアージュを決めて焼き上げています。各¥600。

1枚1枚丁寧に焼き上げたビスキュイは、缶の中へ。「冬の寒さの厳しいフレンチアルプスでは、長い冬を過ごすための食料を蓄えておく必要があるので、缶詰はとても身近なものなんですよ」とオリヴィエさん。

その保存方法を活かして、サクサクのビスキュイも風味ごと缶にギュッと閉じ込めて販売するスタイルをスタート。アルプスの高山に花が咲く頃にミツバチを放ち集めた採れたてのハチミツや、香り豊かなハーブも、香りごと缶に閉じ込めています。新商品で、ケイクも缶入りで修道士の秘法のハーブ酒を使ったり、開け方にも一工夫しているとのことです。


こんな記事もどうぞ