レポート

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ベルギー 2014/4/11

アントワープの歴史ある非日常空間で味わう、贅沢なカフェ巡り

Grand Cafe Horta (グランド カフェ オルタ)

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地下1階、1階はカフェレストラン、2階はイベントホールになっている。最大1000人収容可能で、パーティーも随時行われている。

2軒目はホップランド通りにある「Grand Cafe Horta (グランド カフェ オルタ)」。大きなガラスと枠組が特徴のお洒落で美しいカフェ・レストランは、外にはテラス席、中は地下から1階まで吹き抜けという開放感のある造り。このモダンな建物が存在感があるのは、ベルギーで最も著名な建築家の一人、ヴィクトール・オルタの作品を感じられる場所だからかもしれません。

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天井近くのイエローベージュの骨組みがオルタの作品の一部。12時〜14時、18時〜20時は食事の利用のみ。カフェレストランの客席数は150席あり、広々とした造り。

ベルギーのアール・ヌーヴォーの巨匠として知られたヴィクトール・オルタでしたが、アール・ヌーヴォーの美術運動は時代とともに廃れ、1895年から1899年にデザインされた彼の代表作品のひとつである「人民の館」も1965年に取り壊されました。オルタ作品の復興プロジェクトのひとつとして、「人民の館」から回収した柱や桁がカフェの建築の一部として使用されています。2000年にオープンしたカフェレストランは美しい曲線を描いたフォルムに包まれ、シンプルかつミニマル。イエローベージュの骨組みにマッチするグレーの壁やソファも、アール・ヌーヴォーを意識したインテリアです。絶えず明るい光が降り注ぎ、ゆったりとリラックスできる空間となっています。

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エレガントで上品なデセール、クリスピーピーナツバターケーキ(9ユーロ)。様々な国の素材を使ったインターナショナル料理を提供。

シェフのアラン・フェルメール氏は、ロンドンのヒルトンホテルや、ベルギーのミシュラン星付きレストランであるスコルテスホフのオーナーシェフ、ロジャ・スフェレインズの元で修行を積んだ後、ここHortaの料理長に就任。

メニューはシーズンごとに変わり、スイーツはライチとレモンクリーム、みかんを使ったレモンタルトや、トンカのムースとカルーアクリームを使ったスフレなど、シェフのオリジナリティ溢れたメニューが揃っています。春のおすすめはエディブル・フラワーが美しく飾られたクリスピー・ピーナツバターケーキ。クランチィなクリスプにしっとりとした洋梨、甘さ控えめの70%エクアドルチョコレートのハーモニーは絶品です。サイドには薄くスライスされた生の洋梨がゆず果汁でマリネされ、清涼感のあるスッキリとしたさわやかな味。

グランド カフェ オルタは、世界のオルタファンと特別感のあるカフェ好きな人たちが集まる人気スポットです。

店鋪情報

店鋪名: Grand Cafe Horta (グランド カフェ オルタ)
住所: KHopland 2, 2000 Antwerpen
営業時間: 9:00〜23:00 (日〜木), 9:00〜24:00 (土・日)
電話番号: +32 3 232 28 15
Webサイト: http://www.grandcafehorta.be/

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