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金子シェフ&安食シェフ!鞄持ちの贅沢な一日

2010.4.19

並木先生が大きなお仕事に入られて、色々なシェフとの打ち合わせが始まっているそうです。
一昨日は、講座を2つこなした後に、パリセヴェイユへ向かわれました。

 

金子シェフ登場!
私服姿でハイポーズ!

しかもお店の前だし、この写真、結構レアなのではないでしょうか。
無精風に見せたトレードマークのヒゲにビビッドな赤の組み合わせがオシャレ上級者ですね~。

(業務連絡、業務連絡、並木先生のお許しを頂いて掲載してしまいました。
すみません、金子シェフ;)

 

 

 

パリセヴェイユ店内には少し前から中央に大きなアンティーク家具がドドーンと置かれ、焼き菓子が並んでいますが、これからも少しづつ内装などが変わっていく可能性があるようです。
そのなかで、きっと変わらず飾られ続けるのではないかな~、と思うのがコレ。

2、3年前、「料理通信」にパティスリー紹介の連載があった頃、パリセヴェイユの回のトップページに使われていたもので、シェフの姿が浮き出たコラージュになっています。
誌面で見たときにアイデアとデザインにシビレあがった記憶がありますが、シェフが気に入って持ち帰られたのでしょうね。

 

 

次に向かったのは神奈川県の北山田駅。
都心からはちょいと遠いですが、駅からは徒歩1分の立地で5月8、9日にグランドオープンを迎えるのが「sweets garden YUJI AJIKI」。

工事中の店内を安食シェフが案内して下さいました。
隅々までを熱心に並木先生に説明して回る安食シェフ、ご本人もでしょうが、スイーツマニアも期待いっぱいでオープンを待っています。

名前の入ったご自慢の特注石窯の前で、今度は安食シェフにハイチーズ! 


その後、事務所に移動して、新店の構想を並木先生に語り続ける安食シェフ。
「子供が小銭を握りしめて買いに来られるようなものも置きたいんです」「包装紙は僕がデザインしました。一見、ヴィトンっぽいですけど、実は和の文様を意識して・・」、止まりません!

やはり今は毎日やることがいっぱいおありのようで、しばらくは大好きなサーフィンもお預けかもしれませんが、神田シェフや小山シェフのパティシエ バンド部に対抗して?、パティシエ サーフィン部を立ち上げたそうなので、店と部活ともに早く充実させられるといいですね~。

かたわらではスタッフの皆さんが商品の打ち合わせ。
スーシェフは韓国の方で、デフェール時代から目をかけていらしたのだそう。
「僕は韓国人とハマるんだよね」とシェフがおっしゃっていましたが、
まっすぐで熱いところがウマが合うのかもしれませんね。

【 sweets garden YUJI AJIKI 】 http://www.yuji-ajiki.com/

彼女の焼き菓子

2010.4.16


パティシエールのWeniko(紅子)さんから、試作のお菓子が届きました。
彼女はプロですが、Weniko名義では初作品。
もうすぐギャラリーを借りてのイベントを行う予定で、そこがデビューの場となります。

彼女は、余り無駄なおしゃべりのない人です。
もちろん、近しい人には違うところを見せることもあるのでしょうが、
おつきあいするほどに、真摯で、良い意味で職人的なのだなと感じるようになりました。

でも、今回お菓子を頂いて、また新たな一面を発見。
見た目もかわいらしく、ケークには果物がたっぷりと使われていて、とても女性的なんですね。
そういえば、包み紙はサーモンピンクで、緩衝材を止めたテープは赤のギンガムチェック・・、なるほど!
その辺りを汲みとって、できれば写真の敷き紙もかわいらしい暖色を使いたかったのですが、
あいにく手持ちが~・・;;

手前からゆずのケーク、ドライフルーツのケーク、ショコラは夏みかん入り。
かんきつ類はいずれも地方に住む知り合いに送ってもらったものを、
ピール入りのコンフィチュールにして使っているのだそう。
コンフィチュールはアルザスのメゾンフェルベール仕込みで、
そのピールがこんなにぎっしり詰め込まれているとは、なんたる贅沢!

個人でお菓子を販売する場合、場所代や手間賃、その他の雑費を考えたら、
素材にこだわると儲けはないも同じです。
そこを踏ん張って、できる限り有機のものや国産品を使い、
当日、ギャラリーに併設するサロンで提供するお茶も有機を心がけているとのこと。

今、彼女はひたすらお菓子作りや準備に打ち込んでいるようです。
どうか一人でも多くの方が、彼女のお菓子を楽しんでくれますように。

 

【 「粉を焼く、フランスの焼き菓子×土を焼く、日本の陶器=カフェ・キュイ」告知 】
 http://ktokumbo.exblog.jp/
 ※ 会場はギャラリーでそれほど広くはありません。席数も限られています。
   ティータイム以外の時間帯ですと、ゆっくりとお茶や観賞をお楽しみ頂けるかと思います。

ジェニファー・ジュリアンさんのフランス家庭料理本、今日発売です!

2010.4.12

フランスのボルドー出身で、日本へ来て13年。
ジェニファー・ジュリアンさんは、2008年3月までNHK「フランス語会話」の講師を務め、
昨年からは、NHK「テレビでフランス語」の料理コーナーを担当されている女性。
ワインのプロモーターやフランス料理のアドバイザー、レストランサポート、
フランスを中心とした海外ツアーのコーディネーターなど、
日仏間の食文化の架け橋となるお仕事を広く展開されています。

そのジェニファーさんが、フランス家庭料理のレシピ本を出版されました!
タイトルは、「ジェニファー・ジュリアンの簡単フランス家庭料理」。
パリで星を取った「ステラマリス」の吉野シェフ(東京の店は「タテルヨシノ」)のお墨付きです。

 

 
日本へ来てから、ジェニファーさんは「日本の食材でフランスの味を出すのは無理だろう」と
思い込んで、家ではしばらくフランス料理を作らなかったんだそう。
でも、ふとした思いつきから作ってみたメニューがフランスと変わりのない味だったことから、
色々な家庭料理を試すようになり、今回、そのレシピを本で紹介することになりました。

冷凍パイシートを使ったワインのおつまみやニース風サラダ、ボルドー風赤ワインソースの肉料理など、
多彩な料理が掲載されていますが、タイトルのとおり簡単にできるものがほとんどです。
ジェニファーさんご自身のお気に入りは、「チコリのベシャメルグラタン」と
「ロックフォールチーズのクレープ」。
「赤ワインにとても合うし、チーズが好きだから大好物なんです!」とのこと。

私は、普段は完全に「手元にある食材でチャチャッと」派。
料理を作り始めると、残り野菜や目についた調味料を思いつきでバンバン入れてしまうので、
結果、いつも原型のわからない「名もなき煮物」「とりあえず炒めもの」を食べることに。
読み物としてしか目に映らない難しいレシピ本とは違って、この本はとても実用的なので、
これを参考にたまにはちゃんとした料理を作りたいと思います^^;

 

 

 

撮影中のジェニファーさん。
色合いの爽やかな一品を手にニッコリ。

 

「さあ、ボナペティ(召しあがれ)!」

 

  

 

 

 

【 「ジェニファー・ジュリアンの簡単フランス家庭料理」 】
http://www.amazon.co.jp/dp/4528019884?tag=jejumobl-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4528019884&adid=080AC18VNEBK79K04WZ2&

【 ジェニファー・ジュリアンさんHP「MonBlog!」 】
http://32591753.at.webry.info/

本日オープン!「シャルロッテチョコレートファクトリー」

2010.4.6

本日4月6日、錦糸町駅前に「ロッテシティホテル」が誕生しました。
「お口の恋人」でおなじみの菓子メーカー、ロッテが開業したラグジュアリーなビジネスホテルです。

その1階にあるのが、チョコレートカフェ&ショップ「シャルロッテチョコレートファクトリー」。
墨田区錦糸町は、戦後、中小企業の街として復興、発展した経緯があることから、
ロッテでは錦糸町を「ものづくりの街」ととらえ、
「高級なショコラトリーではなく、チョコレートとロッテを身近に感じてもらうための『ファクトリー』」
をコンセプトに置いた店づくりを目指したのだそう。

 

 

ホテルの玄関を入ると、右手にすぐ、はんだのどかさんの絵本をモチーフにした動くディスプレイがあります。
カカオの実がチョコレートになるまでの工程が順番に設置されていますので、ぜひこちらも見てくださいね!

奥手に見えるショーケースには、ボンボンショコラをはじめとしたチョコレート商品、マカロン、生ケーキなど、多彩な人気のスイーツが並んでいます。

 

 

 

茶と白をメインにした店内に入ってみると、「ファクトリー」をイメージさせる金属的な装飾があちこちに見られます。
チョコレートの製造に使用する機械の展示などもあり、席に着くまでに見るトコありすぎ!!
子供なんかは落ち着いて座っちゃいられないんじゃ~ないでしょうか^^;

 

 

 

レセプションで提供されたチョコレート商品はこちら。
複数名での立ち話の続くなか、代表して私が頂いて来ました。
分け合って味わってみましたが、どれもが子供からお年寄りまで口に合う味わいで、お土産ものにしても間違いのないおいしさです!

販売の方によると、チョコレートはどれもがイチオシで、ケーキではロールケーキだとのこと。
写真のものはキャラメルクリームのロールケーキで、ここには写っていませんが、チョコレート味のロールケーキもありました。

 

 

 
突然ですが、「シャルロッテチョコレートファクトリー」クイズ!

チョコレートをコンチング(練り上げ作業)する機械の脇にあるパーテーションやテーブルに使われている、デコボコのあるレモン色のプラスチック板、これはなんでしょう?

答えは、下に見えるマカダミアナッツチョコレートにアリ。
そう、実はマカダミアナッツチョコレートの型なんです!
こういった遊び心のふんだんに盛り込まれたチョコレートいっぱいのカフェって、世界でココだけかもしれません。

【 シャルロッテチョコレートファクトリー 】
http://charlotte-factory.com/

気のきいたペットボトルとの遭遇、でも置き忘れました・・

2010.4.3

昨夜は虎ノ門で、著名なノンフィクション作家の方のお祝いの会があり、
お手伝いをさせて頂きました。
出席者は150~160名にも及び、主に政治、経済に関わるジャーナリズムの主柱となるような方ばかりで、
当日、渡された出席者リストに目を通したときには、正直言ってめまいが・・;

 


盛大なパーティーの裏でバタバタと動き回るなか、差し入れて頂いたのが写真のお茶です。
比較物がなくても、サイズに違和感がありませんか?
カバーの表記を見ると、330mlとありました。
小さくてホッソリとしています。
350mlの通常品は、長さはなくても太さで幅を取り、携帯するときにバックを選ぶことがありますよね。
そんなときに邪魔にならないうえに、食事時にもちょうど良い量で、
使い勝手の良い気のきいた奴!!と、いたく気に入ってしまいました。
こちらはハイピースという福井県にある会社の商品で、
越前山系の自然水やそれを使ったお茶を販売しているようです。

よく考えると、ファッション雑貨店などで、サイズやデザインがオリジナルのボトルドドリンクを
見かけないでもないですが、やはり通常品よりは割高なんですよね~。

そんなわけで、飲み終わったペットボトルをもらって帰る気満々だったのに、
うっかり忘れて来てしまい、ガッカリです・・^^;

一日限定、春野菜をテーマに 「ビストロみなきっちん」

2010.4.1

お友達フードスタイリストの美奈さんが一日ビストロを開店するというので、遊びに行って来ました。
会場は、学芸大学にある「古本ギャラリー673ひらいし」というちょっと風変わりなお店。
お昼はお茶、夜はお酒がいずれも一杯500円で、本棚の古書を自由に読め、
ふらっと入って本を探したり、買うだけでもOKなんだそう。

 

 

店内で会った知人と3人で、まずは「シェーブルチーズと春野菜のテリーヌ」を。
なかなか本格的には暖かくなりませんが、グリーンアスパラの彩りやキャベツの甘味に、もう近くまで来ている春を感じながら頂きました。
クリームチーズとシェーブルの配分がほど良く、食べやすいながら満足感のある一品です。

 

 

 

どれもおいしかったのですが、個人的に今日のイチバン!と思ったのは「ラムの香草焼きとクレソン、ブルーチーズソース」。
ほんのりとマリネされたラム肉は簡単に骨からはずれるほど柔らかく、軽く煮込まれたつけ合わせのトマトもソースとの相性が抜群でウマッ!

他にも、「クスクスとフレッシュグリンピースのサラダ」や「丸ごと新たまねぎのフリカッセ」、「いわしと春キャベツのタジン」など、どの料理も手間のかかったものばかりで、価格はカフェ並み、味はビストロ級(以上)!
早くに予約でいっぱいになってしまったのも納得です。

 

この日は美奈さんの料理目当ての人や店の常連が出入りして、入れ替わりも激しかったのですが、ドリンク500円、料理は500円か1000円でキャッシュオンデリバリーのシステムを取っていたので、間違いや時間のロスがなく、仕切りも万全。
1~3階までを2人で切り盛りして、美奈さんはまさに飛び回りながら(写真の一番奥で正面を向いているのが彼女。わかりますか、走りの姿勢が)、そんななかでも通りがかりに「オーダーしたもの出てる?」と、ひと声かけてみたり。
かと思えば、合間に一杯やるのを忘れなかったり(笑)。

底知れぬパワーと気配りに、いつも脱帽です。

 
【 フードスタイリスト美奈HP「sweets lotus」 】
http://sweets-lotus.petit.cc/

「シャルロッテチョコレートファクトリー」オープンにさきがけて

2010.3.29

2010年4月6日、錦糸町駅前にロッテシティホテルが誕生します。
その1階にできるのが、チョコレートカフェ「シャルロッテチョコレートファクトリー」。
先日、プレスレセプションに伺って来ました。
見聞きして来たことは、また後日、ご報告します。

写真は、レセプションで集った、並木先生、絵本作家のはんだのどかさん、
編集者のM田さんとの女4人の密談?の、ひとコマ。
以前、ご紹介した絵本「チョコレートがおいしいわけ」の販促用の物品たちです。
カワイイ!!
カカとポドのぬいぐるみはロッテさんの特注品ですが、
2人(「人」でいいの?)の座っている白樺の木の長椅子や粘土細工のチョコレートはすべて、
はんださんがご自身で作られたものだそう。
これらは近々、四日市市にある、児童書の充実した出版業界では有名な書店へと旅立つ予定なんだとか。

頑張ってたくさんお売りよ、達者でな~!

 

ルクセンブルク大使公邸でのパーティー

2010.3.22

少し前になりますが、並木先生を通じて、ルクセンブルク大使公邸でのパーティーにご招待頂きました。

ルクセンブルク公国という国をご存知でしょうか?
フランスやドイツに隣接した内陸の小さな国ですが、実は大変な美食国家で、
「フランスの質とドイツの量」と言われているそうです。

 

オーバーバイスはルクセンブルク大公御用達の名門パティスリーで、この日はシェフのジェフ・オーバーバイスさんもいらしていました。

オーバーバイスが日本で知られるようになったのはサロショコへの出店がきっかけかと思いますが、実は、早くから日本人パティシエの見習いを受け入れていたのだそうで、この日、会場には、アン・プチ・パケの及川シェフやラ・ヴィ・ドゥースの堀江シェフなど、20人近くものパティシエの方々がお見えになり、オーバーバイスでの修行時代を懐かしんでいらっしゃいました。  

 

 

 

 

並木先生のセミナーも行われました。
テーマは「ルクセンブルクの街並みとスイーツ事情」。
昨年、2回もルクセンブルクを訪問されて以来、今やすっかり、ルクセンブルク宣伝大使を任せられている並木先生です。 

 

 

 

 

その後には、オーバーバイスのショコラの試食、ルクセンブルクワインの試飲を兼ねた懇親会がありました。

オーバーバイスのボンボンはおいしいものばかりですが、日本での販売品は、実は本国のものよりもコーティングが薄めに作られているのだそう。

ジェフさんからイチ早いオーバーバイス情報も。
「ヴァローナの協力によって入手できたベネズエラ産クリオロ種のカカオを使って、素晴らしいミルクのボンボンショコラが出来ました。来年のサロン・デュ・ショコラで販売出来ると思いますので、期待していて下さい。」とのことでした。

ショコラ好きならダーク、ミルクなんて子供の食べ物よ、というように思われがちですが、私は個人的にはそうとばかりは言えないと思っています。
というよりも、最近は、一部のショコラティエのなかに、ミルクもその良さを活かしながらできることがあると、ミルクにも目を向けるようになって来ている流れを感じる節があり、今からそちらの動向への注視も忘れずにおきたいと思っていたりします。

さて、この日は、ジェフさんがパーティー用に特別に作って下さった
ルクセンブルクのリースリングワインを使ったボンボンがテーブルに並ぶということで、
皆さん、食べ損ねないようにと気合が入っていたようでしたが、
端から端までずずずい~っと見渡してみたもののどうも見当たらない、と思っていたら、
なんと会場に運び忘れてしまったのだそう!
・・残念です・・^^;

「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」弓田シェフのトークショー

2010.3.21

青山ブックセンター六本木店で、代官山にある老舗パティスリー「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」
弓田シェフの書籍フェア「弓田亨が築き上げた食のimaginationの世界」が行われています。
今日は、最新刊「失われし食と日本人の尊厳」の出版を記念して、
同店でシェフのトークショーとサイン会が開催されました。

 

日本におけるフランス菓子業界の重鎮であり、孤高、鬼才とも謳われる弓田シェフは、近年はスイーツばかりでなく、家庭料理のレシピ本なども出版されています。
この最新刊は、現代日本の食糧事情や日本人の味覚、食習慣など、食全般に対して感じられる危機感から、「食とは何かを改めて考え直し、原点に立ち立ち帰らなくてはいけない」というメッセージを込めて綴られたものです。

椅子があるにも関わらず、立ったまま熱弁をふるわれるシェフのお話に、集まった多くの弓田ファンが熱心に聞き入っていました。

 

 

 

店内奥の中二階へ直進した中ほどの右手に、シェフの著作やお勧め本など、フェア関連の著書が並んでいます。
ポップには、「料理通信」の君島編集長や「コート・ドール」斉須シェフなど、シェフと親交の深い方々のコメントも。

 

 

 

 

イベント後にはお土産を頂きました。
お店で人気の定番商品、塩味のクッキーと、新作のケーク・オ・ショコラ、イル・プルー新聞です。
 

塩味のクッキーは、ゴリゴリと重い歯応えにまずビックリ。
味の方は、極上のアーモンドがたくさん入っていて、かと思いきや、チーズの風味と食感もあり、隠し味にチキンブイヨンが入っていたりと、多重性が深みに感じられる逸品でした。

ケークも、最新作に今さらショコラ?という疑問は、一口食べれば解消です。
しっかりと火が回っていながらしっとりとした絶妙な食感、その後にふんわりと来る燻香に似た香りが独特で、なんとペルー産のカカオを採用したのだとか。
ペルー産カカオは、海外の産地別タブレットショコラなどでは見かけるようになりましたが、癖があることもあり、やはりバリエーションの1つという印象がぬぐえません。
それをケークに使うとは!
大胆な発想であり、困難な挑戦でもあり、弓田スイーツの凄みを改めて感じました。

ん?
イル・プルー新聞の左下をよく見ると・・、ポワソン・ダブリル(4月の魚)を発見。
フランスでエイプリルフールに食べる、魚の形をしたお菓子のことですが、
スイーツマニアの間でじわじわと認知度が高まって来ていますね。
本国ではチョコレートなども店に並びますが、日本で見かける場合は苺のパイが多いようです。
イル・プルーでは、あんずバージョンも作るのだそう・・、うわぁ、おいしそう・・
(洋菓子にあんずの組み合わせが好きなんです、私)。

【 イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ 】
http://ilpleut.co.jp/

卓上のにぎわいが福を招く、「火龍園」の春節料理

2010.3.17

春節とは、ご存じのとおり、中国の旧暦でのお正月のことです。
現地では一週間ほども連休となり、しばらくの間は、
新歴のお正月とは比較にならないほど盛大にお祝いをするのだそう。
旧暦によるために春節は毎年、日が異なり、今年は2月14日でした。
少し過ぎてはしまいましたが、並木先生の食べ歩き講座で、
世田谷「火龍園(ファンロンイェン)」にて春節料理を堪能しました。

 

住宅ばかりの町並みにやけに映える、この立派な門構え。
なんとなく違和感のある位置についているのは、風水によるもの?

 

 

 

 

 

店内に一歩入ると、目いっぱいに、金文字で「福」と書かれた赤い札や赤いちょうちんなどの、慶事を祝う飾りつけがされていました。
「福」の札は、天地を逆に飾るのが決まりごとです。
「福が逆さま」と「福が来る」は、中国語で同じ発音になることから、そのような風習ができたと言われているそうです。  

 

コース最初のメニューは、「広東風焼き物前菜の盛り合わせ」。

 

右にあるのが釜焼きチャーシュー、左は皮つき豚肉です。
皮つき豚肉のパリッと焼きあがった皮の歯触りと柔らかい脂身がたまりません!
この料理には、「家にたくさんの福が集まりますように」という願いが込められているのだそう。

  

 

 

 二品目の「ターサイとピータン・塩漬け卵の炒め」は、中国語で書くと「金銀炒青菜」。
ピータンと塩漬け卵を金や銀に例えて、「金銀で部屋が一杯になりますように」という意味があるのだとか。

塩漬け卵は、中華圏では広く使われているアヒルなどの卵の塩蔵物で、炒めものの味つけにするのはポピュラーな調理法です。
ピータン同様、風味が苦手な方もいらっしゃるかも。

 

 

つづいて、紅ナバナや黄ニラなどの入った「二種海鮮と旬菜の炒め」、出世魚のすずきをあっさりとした味つけで頂く「すずきの広東式醤油蒸し」が。

その後、「豚足のとろとろ煮」と一緒に上湯スープと麺だけの中華そばが出て来ました。
本来は別々の料理ですが、シェフのご提案で、中華そばに豚足を入れて食べてみることに。
豚足は「思いがけない財産が手に入る」、そばは日本と同じで「長寿になる」ことを願う食材だとのことでした。

 

 デザートは2種類を頂きました。

「黒胡麻あんの白玉団子」は、中にサラサラとしたすり胡麻と砂糖を合わせたものが入っていて、白玉との食感の組み合わせが新鮮でした。
大きな土鍋で運ばれて来て、はられたお湯の底でちんまりと身を寄せ合っている姿が、妙にかわいらしいというか、いじらしいというか・・、なんだか食べるのがかわいそう。
食べちゃいましたけども。

「自家製甘餅の煎り焼き」は、餅とは言っても、もち米粉を練り上げて作った中華菓子です。
地方菓子の「ゆべし」や「ういろう」に似た、ねっちりとした食感。
色の数種類ある片粉(ピントン)という板状の氷砂糖のうち、
黒いものを使ったことから、このような色になったよう。

この日の料理は、すべて縁起が良いとされるものばかり。
これだけ食べたら、相当、福運を取りこんだはず!!
と、思うことにして、この先を過ごして行こうと思います(気は持ちよう)。

【 世田谷火龍園(ファンロンイェン) 】
http://www.fuanlongyuen.jp/

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