2010.2.6
2月1日に閉幕してしまった東京のサロン・デュ・ショコラですが、
毎年、多彩なショコラティエやパティシエなどによるセミナーが開かれています。
サロショコ会場から会議室に場所が移ったり、
無料だったのが昨年から1000円の参加費用がかかるようになったり、
その代わりにお土産や試食が頂けたり、
予約方法も、現場で先着順→抽選→ネット予約で先着順と変化したり、などなど、
主催側の試行錯誤に振り回されつつも、これを楽しみにしている方も多いことと思います。
私は、今年は、パティスリー・サダハル・アオキ・パリの青木シェフのセミナーと、
ドモーリのジャンルーカ・フランゾーニ氏のセミナーに参加しました。
まずは、フランスにおいて名実をともに高め続けている、青木シェフのセミナーから。
2007年にルレ・デセール会員となった青木シェフは(日本人会員はたったの5名)、
昨年、フランスで権威のあるクラブ・デ・クロクール・ショコラの評議会に初出品で
5点満点中4点を獲得し、有名誌では「パリのトップパティシエ15人」に選ばれたり、
台湾に新店を出すなど、その躍進ぶりはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
ショコラについては、この2年ほど特に力を注いでいらしたそうで、
クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラの高評価はことさらに嬉しいものであったとお聞きました。
午後イチだというのに、ご陽気にシャンパングラスを片手に現れた青木シェフ。
すでに顔が赤いのがわかるでしょうか。
口の滑りも調子が良くなられていたようで、まだまだもっと上を目指します宣言があったり、業界の裏話的な話も飛び出したりして、楽しいトークが繰り広げられました。
途中、ルレ・デセール会長のフレデリック・カッセルさんが覗きにいらっしゃる一幕も。
セミナーの多くでは、試食が出ます。
このときには、新製品が提供されました。
細長いボンボンは、いずれもオードヴィなどのお酒を合わせても負けない濃厚さを意識して作られたものだそう。
一番上の表面にデコボコがあるのはプラリネ入り。
昨年の9月にローラー(製造機)を購入してプラリネを自家製にしたばかりだそうで、「まだ研究中。今、60点ってところかな」とのこと。
私が気になったのは、手前のミルク。
近年、人気の出て来たマダガスカル産にエクアドル産のカカオを混ぜたものとの説明でしたが、キャラメルのような風味と舌にからみつくねっとり感、それらとの兼ね合いでより強さを増す甘み・・、ちょっと衝撃的ですらありました。
ミルクチョコレートのボンボンにこれだけ強烈なインパクトを持たせるとは!
そして、サプライズはマカロンの左手前に置かれたブランシュユズ
(販売品は少々形状が異なります)にも潜んでいました。
ゆず風味というと、もう珍しくないよ、と思われてしまうかもしれませんが、
他のゆずショコラと違うのは、ゆずの「果皮の青さ」が香り立つ点です。
青さという香りは鮮度を保つのが難しいことだろうと思いますが、
このときに頂いたこれには非常に感銘を受けました。
右下、ハート柄のサブレ・ショック・ショコラは、「イメージはヨックモック」。
粒立ちが良いながらのサクサク食感が後をひき、いくらでも食べられてしまいそうで、
老若男女に喜ばれる品だと思います。
サブレを包んだショコラとの量的なバランスも、やや多めなところがショコラ好きには良い具合でした。
この後、試作中というエシレバター100%で作られたパルミエも頂きました。
「イメージはうなぎパイ」。
なるほど^^;
縦横無尽な着想も、青木シェフならではかもしれません。
【 パティスリー・サダハル・アオキ・パリ サロショコ、バレンタイン向けショコラ商品 】
http://www.sadaharuaoki.jp/chocolatshow.html
青木シェフ、会場でのひとコマ・・、
ドラキュラ出現!?
2010/2/9 1:32 PM
damaさん、
レポートすごいねっ!
私、実は一度もサロン・デュ・ショコラに行ったことがないの。
TVの世界です。
ショコラ好きの人並みに圧倒されてしまいそうで(汗)。
来年は、勇気をだして行ってみよ~かな~♪
2010/2/9 11:21 PM
年に一度のお祭りだから、ぜひ勇気を出して行ってみて~。
会場で食べたり飲んだりできる商品もあるし、
土日、初日の朝、平日の夜を除けば、案外動き回れるよ。
平日の正午から2、3時くらいが見やすい可能性が高いかも。