2010, 2 月 アーカイブ
2010.2.28
深夜1時をまわっても、ショコラトリーはまだ眠らず。
テオブロマ池袋店にて。
クリスマスに始まって、バレンタイン、ホワイトデーと、この時期は、
ショコラトリーもパティスリーも目の回るような忙しい日々が続きます。
ボスも若手も、遅くまでご苦労様です。
2010.2.25
寒気も緩んで来たので、友達と久しぶりに映画を観に出かけました。
その後、東急本店近くの「SHOTO CAFE」でランチ。
いくつかメニューがあるなかからサンドイッチを頼むと、出て来たのがこれでした。
実物はかなり大きめで、大口を開けてかぶりつくと、パンがふわっふわでとてもおいしかったです。
が、デートには不向きと言えるかも・・。
食後に頼んだ、噂のシフォンケーキ、「SHOTO CAKE」がこれ。
こちらも恐ろしくふわっふわで、目のつまったスポンジのよう。
手前はプレーンで、奥はバターをかけて軽く焼いたタイプです。
ランチにプラスできるのは、レギュラーの半分サイズ。
カナダ産メープルシロップやキャラメルソース、もりもりの生クリームに濃厚バニラアイス、自家製フルーツソースなど、50~100円程度でオプションがつけられるので、チョイスに悩むのも楽しみのひとつです。
オプションはいずれも、安いのに量はたっぷり!
満足度高いなぁ。
こりゃまあ人気も出るわけだ、と、納得。
店内はポップでキッチュなイメージの家具や小物がたくさんあって、学生などに好まれそうなイメージの「SHOTO CAFE」。
人気だと聞いてはいたのですが、2時半過ぎにはもう満席に。
それでもしばらくは来客が絶えない様子でした。
【 SHOTO CAFE 】
http://www.shoto-cafe.net/index.html
ちなみに、この日に観た「パレード」は、封切られて間もない、吉田修一の人気小説が原作の映画。
うう、面白かった・・!
テレビCMを観て、息の詰まるような密室劇のように思っていたのですが、そうではありませんでした。
比較的、淡々と流れるルームシェアリング仲間の若者たちの日常・・、でも、
後半は不穏な方向へと転がり出し、それぞれが胸に抱えている暗闇があぶり出されて、
衝撃のクライマックスを迎えます。
事件の犯人がわかるシーンの構図の大胆さには、ドキッ!とさせられました。
ラストシーンを観て、私には、救いがなくて後味悪く感じられましたが、
友人はまた違う感想を持ったようで、感じ方ってやはり千差万別ですね。
犯人の心のありように共感を持った人は、そこに自分の姿を投影することでしょう。
緻密に伏線が張りめぐらされていたり、キャラクターもしっかりと描かれていて、
原作も良かったのでしょうが、脚本と演出の力を非常に感じました。
小劇場の演劇や単館系の映画がお好きな向きに、より強くお勧めします。
2010.2.6
2月1日に閉幕してしまった東京のサロン・デュ・ショコラですが、
毎年、多彩なショコラティエやパティシエなどによるセミナーが開かれています。
サロショコ会場から会議室に場所が移ったり、
無料だったのが昨年から1000円の参加費用がかかるようになったり、
その代わりにお土産や試食が頂けたり、
予約方法も、現場で先着順→抽選→ネット予約で先着順と変化したり、などなど、
主催側の試行錯誤に振り回されつつも、これを楽しみにしている方も多いことと思います。
私は、今年は、パティスリー・サダハル・アオキ・パリの青木シェフのセミナーと、
ドモーリのジャンルーカ・フランゾーニ氏のセミナーに参加しました。
まずは、フランスにおいて名実をともに高め続けている、青木シェフのセミナーから。
2007年にルレ・デセール会員となった青木シェフは(日本人会員はたったの5名)、
昨年、フランスで権威のあるクラブ・デ・クロクール・ショコラの評議会に初出品で
5点満点中4点を獲得し、有名誌では「パリのトップパティシエ15人」に選ばれたり、
台湾に新店を出すなど、その躍進ぶりはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
ショコラについては、この2年ほど特に力を注いでいらしたそうで、
クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラの高評価はことさらに嬉しいものであったとお聞きました。
午後イチだというのに、ご陽気にシャンパングラスを片手に現れた青木シェフ。
すでに顔が赤いのがわかるでしょうか。
口の滑りも調子が良くなられていたようで、まだまだもっと上を目指します宣言があったり、業界の裏話的な話も飛び出したりして、楽しいトークが繰り広げられました。
途中、ルレ・デセール会長のフレデリック・カッセルさんが覗きにいらっしゃる一幕も。
セミナーの多くでは、試食が出ます。
このときには、新製品が提供されました。
細長いボンボンは、いずれもオードヴィなどのお酒を合わせても負けない濃厚さを意識して作られたものだそう。
一番上の表面にデコボコがあるのはプラリネ入り。
昨年の9月にローラー(製造機)を購入してプラリネを自家製にしたばかりだそうで、「まだ研究中。今、60点ってところかな」とのこと。
私が気になったのは、手前のミルク。
近年、人気の出て来たマダガスカル産にエクアドル産のカカオを混ぜたものとの説明でしたが、キャラメルのような風味と舌にからみつくねっとり感、それらとの兼ね合いでより強さを増す甘み・・、ちょっと衝撃的ですらありました。
ミルクチョコレートのボンボンにこれだけ強烈なインパクトを持たせるとは!
そして、サプライズはマカロンの左手前に置かれたブランシュユズ
(販売品は少々形状が異なります)にも潜んでいました。
ゆず風味というと、もう珍しくないよ、と思われてしまうかもしれませんが、
他のゆずショコラと違うのは、ゆずの「果皮の青さ」が香り立つ点です。
青さという香りは鮮度を保つのが難しいことだろうと思いますが、
このときに頂いたこれには非常に感銘を受けました。
右下、ハート柄のサブレ・ショック・ショコラは、「イメージはヨックモック」。
粒立ちが良いながらのサクサク食感が後をひき、いくらでも食べられてしまいそうで、
老若男女に喜ばれる品だと思います。
サブレを包んだショコラとの量的なバランスも、やや多めなところがショコラ好きには良い具合でした。
この後、試作中というエシレバター100%で作られたパルミエも頂きました。
「イメージはうなぎパイ」。
なるほど^^;
縦横無尽な着想も、青木シェフならではかもしれません。
【 パティスリー・サダハル・アオキ・パリ サロショコ、バレンタイン向けショコラ商品 】
http://www.sadaharuaoki.jp/chocolatshow.html
青木シェフ、会場でのひとコマ・・、
ドラキュラ出現!?