2008.11.26 アーカイブ

お気楽パリ歩き(サロン・ド・ショコラ番外編その5)

2008.11.26

取捨選択できないまま、ズルズルと続くパリ報告であります。

 

今回は、モンマルトルの「ル・ラマルク」で食べたコルシカ料理を。
コルシカ料理屋はパリにはあまりないのだそうで、こちらはその希少な一店です。
短期の語学留学をしていたM本さんにお連れ頂きました。

 

 

 前菜としてとった、コルシカ産シャルキュトリー(ハムやソーセージなどの豚肉の加工品)の盛り合わせが左の写真。
コルシカ島は豚やヤギの畜産が盛んだそうで、シャルキュトリーは特産物の一つです。 

 

他には、イノシシのテリーヌにイワシのマリネバジル風味、

  

 

  

 

コルシカ風ハーブのタルト、

 

 

 

 

そして、栗のスープ。
コルシカ島では栗もまた特産物で、栗粉を使ったパンや栗のビールなんてものもあるそう。
たっぷりの栗を使ったであろう贅沢な栗のポタージュは、まろやかでコクがあり、とてもおいしかったです。
色が悪くて、余りおいしそうに見えないですけども・・。
店内は照明が暗めだったので、色合いが鮮明に映らなかったのですよ~、残念!

 

 

 

 

主菜には、まず、バスティア風ミートボール。
 「バスティア風」のバスティアというのは土地の名前で、サルシッチャが入っていました。

 

 

 

 

 鶏肉の栗とサルシッチャの詰め物、それから、イノシシの赤ワイン煮込み、

 

 

 

 

 

 

ミント風味のブロッチュのカネロニ。
ブロッチュは、幻のチーズとも言われる、羊乳から作られたコルシカ特産のリコッタのようなチーズで、冬場しか食べられないのだそうです。
普通のリコッタと比べるとコクがあってクリーミーで、とてもおいしかったです。

 

 

 

それにしても、カネロニ??サルシッチャ??海を挟んでイタリアの隣に位置するとはいえ、影響受けすぎじゃないの、と思いましたが、コルシカ島は、かつてイタリアのジェノバを中心として繁栄した海洋都市国家、ジェノバ共和国の支配下にあったそうで、料理にもその時代の影響が色濃く残っているようです。
日本では通りの良い「コルシカ」の名も、実はイタリア語で、フランスでは「コルス」というのだそう。

 

さて、デザートです!
手前がクレーム・キャラメルで、時計回りにフロマージュ・ブラン、ヌガー・グラッセ、他にマカロンケーキと
チョコレートケーキを注文しました。
これ、どれもかなりの量で、フロマージュブランなんか丼サイズ。
5人で皿を回して食べたのでちょうど良かったですが、たっぷりのフランボワーズソースが激ウマで、もっと食べたかったです。
ヌガー・グラッセも、レンガか!とツッコミを入れたくなる大きさでしたが、軽めに仕上げてあって、非常に美味でした。
日本でもパティスリーで軽めのヌガー・グラッセを売ったら、結構売れるんじゃないかと思うのですが。

 


食事中、店主のワンマンライブが始まりました。
若かりし頃の彼と思われる人のポスターが店内に貼ってあったので、昔、歌手をやっていた人だったのではないでしょうか。
シャンソンをはじめとして何曲も歌い続けていた彼でしたが、突然、「そこの日本人たち、歌いなさい」との指令。
え、ええ~~!!
しかし、「歌いたいのに風邪で声が出ない!」と地団太を踏む並木麻輝子先生に代わって、M本さんがエディット・ピアフの「愛の賛歌」を歌いあげてくれたので、急場をしのぐことができたのでした。
ああ、ビックリした・・。

 

ちなみに、こちらのお店ときたら、前菜、主菜、デザートにワインを1、2杯つけて、支払いは一人あたりたったの31ユーロ。
安~~!!

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